AWSでよく利用されるサービス上位50選

EC2 (Elastic Compute Cloud)

  • 仮想サーバーを提供するIaaSサービス
  • ブラックボックス化しがち
  • オンプレ→クラウド化する場合の第一候補
  • セキュリティグループのインバウンド・アウトバウンド全開放はやめよう

S3 (Simple Storage Service)

  • オブジェクトストレージ。静的ファイルやバックアップ用途に最適。
  • バケットポリシーが便利
  • ストレージクラスでコスト最適化が可能
  • パブリックアクセスはSCPなど上位の制御でそもそも行えないようにしよう(インシデント率大抵1位)

RDS (Relational Database Service)

  • マネージドなリレーショナルデータベース。
  • 常時起動の従量課金(停止しても1週間で自動起動)
  • RIやサーバレスの採用でコストを抑えることも可能
    -> サーバレスの場合はメトリクス取得のアクセスで最小ACU:0にならない場合も
  • メンテナンスやバージョンアップ、バックアップなどオペレーションが発生しがち

Lambda

  • イベント駆動型のサーバーレス実行環境
  • ランタイムなどの管理もアプリ側に寄る
  • SAMや3rdParty製のSeverlessFrameworkなども併せて採用される場合も多い
  • サーバレス構成の場合によく採用されるが複数のlambdaで処理する構成となることが多いため処理フローがやや複雑化しがち

VPC (Virtual Private Cloud)

  • AWS上の仮想ネットワークを構成
  • コスト算出が難しいサービスの一つ
  • エンドポイントで意外に費用がかかる(無料のタイプもあるがInterface型などが1つにつき1kかかったりする)
    -> VPCをTGWで繋げてインターネット通信を統合し、安くさせるなども可能

IAM (Identity and Access Management)

  • ユーザーとアクセス権限を管理。
  • 呼び方がブレやすい、IAM、SSO、IdC、IICなど
  • IAMユーザーの払い出しやアクセストークンの利用はしないようにしよう(インシデント率2位)
  • 複数アカウントでの運用やSTSなどの一時クレデンシャルの発行、IAMロールでの認証など仕組みは複雑だが有用なものも多い
  • アクセス権限管理は終わりのない仕事
  • ポリシーサイズなどの上限に意外に引っかかるので頭にいれておくこと
  • 承認フローで権限付与する仕組みを構築・運用できるとベストか

CloudWatch

  • 監視、メトリクス収集、アラーム設定。
  • ロググループに設定するメトリクスフィルターが見落としやすい -> !sfnの削除でロググループが削除されメトリクスフィルターをトリガーにしていたCWアラームが動かなくなるなど

CloudFormation

  • インフラ構成のコード化(IaC)。
  • いつも現行との差分(ドリフト)やIaCから外れたリソースとの闘い
  • CDKと重なる部分もあるが、それぞれメリットがあるので状況、ケースに応じて使い分けれるとベスト

ECS (Elastic Container Service)

  • Dockerコンテナの実行・管理。

EKS (Elastic Kubernetes Service)

  • Kubernetesのマネージドサービス。

DynamoDB

  • スケーラブルなNoSQLデータベース。

Route 53

  • DNSサービス。ドメイン管理と名前解決。

CloudFront

  • グローバルCDNサービス。

SNS (Simple Notification Service)

  • Pub/Sub型の通知サービス。

SQS (Simple Queue Service)

  • 分散アプリ間の非同期通信。

Elastic Beanstalk

  • アプリケーションデプロイのPaaS。

ElastiCache

  • RedisやMemcachedによるインメモリキャッシュ。

ELB(ALB,NLB)

  • ロードバランサー(負荷分散する仕組み)。 ALBはL7、NLBはL4。

CodePipeline

  • CI/CDパイプラインの構築。

CodeBuild

  • ビルド自動化サービス。

CodeDeploy

  • デプロイメント自動化。

Systems Manager (SSM)

  • インスタンス管理と自動化操作。

KMS (Key Management Service)

  • 暗号鍵の管理サービス。

Secrets Manager

  • 認証情報の安全な保管・取得。

Step Functions

  • ワークフローの状態管理サービス。

Glue

  • ETL処理のためのサーバーレスデータ統合サービス。

Athena

  • S3上のデータを直接SQLでクエリ。

Redshift

  • データウェアハウス(DWH)サービス。

Cognito

  • ユーザー認証と認可を簡単に実装。

CloudTrail

  • AWS APIコールの監査ログ記録。

EFS (Elastic File System)

  • 複数インスタンス間で共有可能なファイルシステム。

EventBridge

  • サーバーレスイベントバス。マイクロサービス連携に活用。

QuickSight

  • BIツール。データ可視化とダッシュボード作成。

Config

  • リソース構成変更の記録と監査。

Backup

  • マネージドバックアップサービス。スナップショットや復元対応。

Organizations

  • 複数AWSアカウントの統合管理。

SSM パラメータストア

  • 設定情報・シークレットの安全な保管。

Cost Explorer

  • コスト分析と可視化。

Inspector

  • 脆弱性診断サービス。

WAF (Web Application Firewall)

  • Webアプリへの攻撃を防ぐ。

API Gateway

  • REST / WebSocket API のフロントエンド。

Amplify

  • モバイル/Webアプリのホスティングと認証統合。

SageMaker

  • 機械学習の構築・学習・推論を統合的に提供。
Last Updated:
Contributors: AkitoYamashita